代理店募集のお役立ち情報

代理店ビジネスのメリットやデメリットのお話

無料で代理店を募集?!そのメリットやデメリットを解説します!

代理店を募集したいと考えたら

「代理店を募集したい!」と考えるときは、どのような時でしょうか。「全国展開をしたい」「もっと売上を伸ばしたい」「良い商品があるが売り方がわからない」など、それぞれ色々な理由があると思います。

では実際に代理店を募集したいと考えたときに、「どのようにやっていけばいいか」をここでは解説したいと思います。無料で代理店を募集する方法がありますので、参考にしてください。

代理店展開の大枠を描く

まず最初に、ざっくりでいいので、代理店展開の大枠を描きましょう。あなたが描く未来の希望の形で構いません。例えば「直販の営業範囲が及ばないエリアへ、販売を拡大するため」や「直販の営業が弱いため営業力がある代理店と協業したい」など、方向性が定まっていないと、より具体的な目的が明確にならず、募集そのものがあやふやなものになります。

方向性を持たないまま、なんとなくの状態で代理店募集を開始をしてしまうと、自社でも「どのような代理店が欲しいのか」が分からないまま募集をすることになります。

結果、せっかく応募してくれた方への対応があやふやなものになってしまい、迷惑をかけるだけでなく、最悪の場合は自社の印象やブランドを傷つけてしまうことにもなりかねません。「思い描いた通りにならず、失敗してしまう」確率が高まるのは目に見えています。

必ず、まず最初に「代理店募集の目的(なぜ代理店を募集するのか?)」「最終的なゴール(どうなれば成功なのか?)(いつまでに達成したいのか?)」などの大枠の方向性を決め、そこへ向かうために何が必要かを考え、ひとつずつ確実に準備していくようにしましょう。

こちらも参考ください【代理店を募集するために事前に決めておく項目】

無料で代理店を募集する方法

募集を開始するにあたり、当初はできるだけコストは抑えるようにしましょう。そこで無料でできる方法を考えます。

  1. 自社のウェブサイトで募集する
  2. SNSを使って募集する
  3. 従業員や知人、仲の良い取引業者に紹介してもらう
  4. 無料で使える媒体を使って募集する

メリットは無料でできることですが、それぞれデメリットがありますので、ひとつずつ解説していきます。

自社のウェブサイトで募集する

自社のウェブサイトで募集する場合は、代理店募集の概要がわかるページを作って「待つ」方法になります。ひたすら待ちます。当たり前のことなのですが、見られなければ、どんなに時間をかけて、素晴らしくわかりやすいページを作ったとしても、ムダになります。自社ウェブサイトのページは、まさに、ひたすら待ち続けて「いつか問い合わせが来るといいな」くらいの感覚でいたほうがいいでしょう。

すぐに成果を出すには、作ったページをリスティングなどの広告で見つけてもらう必要があるため、ページを作るまでは無料でできますが、時間と労力を考えるとあまりおすすめではありません。ただ、ページを作ればいずれ検索に出てくるようになりますので、代理店募集を長期的に考えている場合は作成しておいたほうが後々役立ちます。

SNSを使って募集する

こちらはすぐに目につきやすい方法です。募集概要さえわかれば、FacebookTwitterInstagramなどで募集していることを告知できます。またフォロワーの拡散効果なども期待できます。前項の自社のウェブサイトで作成したページを展開するのもいいでしょう。

ただし、SNSによっては代理店募集と非常に相性が悪いもの(質が悪くなる)ものもあるため、募集内容に応じて使うSNSを選ぶことが大切です。

従業員や知人、仲の良い取引業者に紹介してもらう

あなたの会社をよく知っている従業員や知人、仲の良い取引業者などに紹介してもらいましょう。ポイントはあなたの会社を応援してくれる、よく分かっている人です。何も考えず適当に手あたり次第に紹介されても、万が一、求める代理店像ではなかったときに、顔見知りの紹介のため断りにくかったりします。また対応するための無駄な労力も増えてしまいます。

人と人のつながりは大切なので、関係を壊してしまわないように、断りにくくなってしまうものです。もしも紹介をお願いするなら、あなたの(会社の)ことをよく知っている人で、「きちんと募集する目的を理解してくれている人」、かつ断ることもあることを事前に伝えても関係が壊れないような仲の人であれば、なおベストです。

無料で使える媒体を使って募集する

代理店を募集できる媒体というものがあります。特徴もそれぞれで価格もピンキリです。価格が「高ければ成果が出る」「安ければ成果が出ない」という単純なものではなく、リード獲得だけに特化した媒体、成果にこだわっている媒体(代理店契約数)など、サイトの作りやシステムでそれぞれに強みや違いがあります。

選ぶ際の判断として「費用対効果で選ぶこと」が一番失敗しないコツです。目的は2段階あり、「①代理店をつくること」「②つくった代理店に稼働してもらうこと」です。まずは①の「代理店をつくること」の目的を外さないようにすることが大切です。目的はリード獲得(問い合わせの数=量)ではなく、代理店を増やすこと(問い合わせの中身=質)であることを忘れないようにしましょう。

間違った媒体を選ぶと「無駄な費用と労力だけを使ってしまうことになる」ため、出す目的や内容に応じて、正しい媒体を選ぶ必要があります。選ぶポイントはいくつかありますが、今回は無料で掲載できる媒体ですので、「きちんとした法人企業が運営しているもの」ならとりあえず出してみるという感じでいいと思います。

注意点としては「無料の代理店募集媒体」は、運営側が、単純に費用をもらうほどの成果がないということを暗に示しています。サービス成長中であるため、すぐに結果が出るものではないことだけ理解しておく必要があります。とは言え、自社のウェブサイトだけで募集をするよりはいいと思います。

遅くとも「1か月以内にはまともな実績を出していきたい」という場合は、有料の代理店募集媒体を使いましょう。その際も出来る限り「自社の目的に合うもの」「無駄な費用や労力を発生させない」を念頭に置いて、費用対効果をベースに戦略を練ることを忘れないでください。

無料で代理店を募集する方法とメリット・デメリットのまとめ

代理店を募集する方法はたくさんあります。開始する前に、まずはしっかりと「大枠の方向性」を決めるようにしましょう。ここは非常に重要なポイントになりますので、「早く代理店募集を開始したい!」という気持ちを抑えて、じっくり取り組むようにしましょう。